ニュース 商業・サービス 作成日:2019年1月10日_記事番号:T00081425
コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)が9日発表した2018年の連結売上高は、前年比11.31%増の717億2,100万台湾元(約2,500億円)で、初めて700億元を上回った。前年比2桁増収は過去5年で初めて。▽会員サービスの強化▽新型店舗の出店▽鮮食(調理済み食品)の改良▽インターネット通販商品の店頭受け取りサービス強化──が貢献した。10日付工商時報が報じた。
ファミマのデジタル会員は800万人以上で、同業他社3社の合計を上回る。同社の予約販売アプリは毎月1億元以上の売上高を上げている。
また昨年、IT(情報技術)コンセプト店舗、銀行との複合IT店などの新型店舗を相次いで出店し、注目を集めたことで増収につながった。
売上高の20%以上を占める調理済み食品では昨年、▽スパゲティ▽ごはん類▽パン▽スイーツ──などの製造方法、原材料、食感を見直した。
ファミマは業界で唯一、冷凍食品の店頭受け取りサービスを提供している他、今月2日には同チェーン店舗で小包を出し、受取人が別の店舗で受け取ることができる「店到店」サービスについて、台北市内の440店舗で当日配送の提供を始めたと発表した。
ファミマは、春節(旧正月、19年は2月5日)の年菜(年越し料理)が前年比2割以上売れると見込む(9日=中央社)
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