ニュース 建設 作成日:2019年1月14日_記事番号:T00081472
熊谷組は11日、自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)が新北市新店区で進める開発プロジェクト「裕隆城」のうち、世界的建築家ザハ・ハディド氏(1950~2016年)の基本設計による大型住宅商業複合ビルの建設工事を、完全子会社の華熊営造(台湾熊谷)が受注したと発表した。施工は、華熊営造および中華工程(BESエンジニアリング)との共同企業体(JV)が担う。3月1日に着工(掘削開始)予定だ。
同ビルは、ハディド氏が台湾で唯一手掛けた遺作となる(熊谷組リリースより)
同ビルは、地上40階建ての超高層住宅3棟からなるタワー棟と、その下部から大きく張り出した地上8階建ての大規模商業施設のポディウム棟で構成されている。ポディウム棟の流れるような曲線の外壁パネルと、これに囲まれた複数の大きな楕円形のトップライトが創り出す独創的で近未来的な外観が特徴だ。
熊谷組はこれまでに、台湾で台北101ビルや台北市信義区の高級マンション「陶朱隠園」などの施工実績がある。今回の工事受注は、熊谷組グループの高度な技術の継承と着実な進化によって実現したと説明した。
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