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作成日：2008年6月16日_記事番号：T00008157
台達電の販売価格、７月に再値上げ
アダプタ最大手の台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）は来月、製品販売価格の再度の値上げを行う予定だ。海英俊同社執行長（ＣＥＯ）は、値上げによる第３四半期の粗利益率回復を見込んでいる。14日付工商時報が伝えた。
同社は技術力と生産能力の高さを後ろ盾に、昨年末から原料価格や人件費の上昇に応じて徐々に販売価格を引き上げている。
原油価格や台湾元高などにより域内各社が利益を圧迫される中、台達電は早めの対策で業績への打撃を回避した。第２四半期の売上高は前年同期比20％増となり、第３四半期も受注状況は順調で、売上高は単期としては過去最高となることが予測されている。売上成長率でも今年は前年を上回る見通しだ。
