ニュース 商業・サービス 作成日:2019年1月19日_記事番号:T00081601
台中市の百貨店、広三そごう百貨で、大掃除に対するさまざまな不合理なルールが設けられていることが分かり、台中市政府労工局が指導に乗り出した。19日付蘋果日報が伝えた。
広三そごうの女性従業員が同紙に告発したところによると、今月初めに営業時間前に行われた大掃除の際、貨物用エレベーターの混雑で5分間遅刻したところ、フロア責任者から罰金1,600台湾元(約5,700円)の処分を受けたという。トイレに行っていて、点呼時に不在だった従業員も同様に罰金1,600元を言い渡されたという。
広三そごうは「半月前に罰金ルールを周知しており、管理原則を堅持しない方が不公平だ」と主張しているが、台中市労工局は事態を問題視し、「交渉を通じ、会社が不当な罰金を返金するよう指導していく」とコメントした。
広三そごうでは「制服のしわ」のほか、女性従業員の「ストッキングの破れ」「不自然なアイライン」、男性従業員の「頭髪の乱れ」などに罰金200元、業務中のスマートフォン使用、外部からの飲食物の持ち込みにそれぞれ500元、外出して食事を取った場合に1,000元などさまざまな罰金ルールが存在するという。
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