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国泰世華の副董事長、マレーシア7-11の役員に


ニュース 金融 作成日:2019年1月19日_記事番号:T00081602

国泰世華の副董事長、マレーシア7-11の役員に

 国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の蔡宗翰副董事長(42)がマレーシアでコンビニエンスストア、セブン-イレブンを展開する「7-イレブン・マレーシア・ホールディングス」の非独立・社外取締役に就任した。19日付工商時報がマレーシア紙サンを引用して伝えた。

 国泰世華銀が属する国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)の広報担当者は「金融持ち株会社による投資ではないため、把握していない」とコメントした。

 マレーシアでセブン-イレブンは、実業家ビンセント・タン氏が創業したコングロマリット(複合企業)のベルジャヤ・グループが展開している。このため、国泰金の蔡家一族がベルジャヤと提携を拡大するのではないかとの臆測が浮上している。

 国泰金は東南アジアに積極的に展開しているが、マレーシアは空白地帯だ。国泰世華商業銀行と生命保険の国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)は2017年、カナダのバンク・オブ・ノバスコシア(BNS)のマレーシア法人を買収することを計画したが、昨年4月に断念していた。