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損保の18年傷害保険販売額、過去7年で最大の伸び


ニュース 金融 作成日:2019年1月21日_記事番号:T00081621

損保の18年傷害保険販売額、過去7年で最大の伸び

 損害保険業界団体、中華民国産物保険商業同業公会(産険公会)の統計によると、損保業界の2018年傷害保険販売額は181億台湾元(約640億円)と前年比7.4%増加し、過去7年で最大の伸び幅となった。海外旅行客の増加で旅行傷害保険の販売が伸びたことなどが貢献した。20日付経済日報が報じた。

 生命保険業界の傷害保険の18年の初年度保険料(FYP)収入は119億元で、損保業界の販売額との差は過去最大の62億元に拡大した。

 損保業界の傷害保険の18年販売額の上位5社は▽富邦産物保険(富邦産険)▽国泰世紀産物保険(キャセイ・センチュリー・インシュアランス、国泰産険)▽新光産物保険▽旺旺友聯産物保険(ユニオン・インシュアランス)▽米チャブ──だった。

 損保会社の多くは、今年も傷害保険の販売額は増加し、業界全体で過去最高の200億元に達するとの見方を示した。

 なお産険公会の主管は、金融監督管理委員会(金管会)の指示を受け、個人向け海外旅行保険の保険金支払いに関する参考規定を策定しており、今後は航空機の遅延や手荷物の紛失などに対して保険金を支払うかについて各社の認定基準が基本的に統一されると明らかにした。