ニュース 農林水産 作成日:2019年1月21日_記事番号:T00081625
韓国瑜高雄市長(国民党)が選挙戦で掲げた公約が一部で「空手形」だと批判を浴びる中、高雄市から農水産物2,200万台湾元(約7,800万円)相当が19日、韓市長の就任後初めて、中国・福建省平潭島に向けて高速フェリーで出荷された。20日付蘋果日報が伝えた。
韓市長(左2)は出荷を祝う式典で、高速フェリーによる出荷は競争力の向上につながると上機嫌だった(19日=中央社)
高雄港から同日出荷された品目はサンマ、パイナップル、キャベツ、ドラゴンフルーツ、肉そぼろなど標準コンテナ55個分。
韓市長は「農家の暮らしが豊かになれば、全台湾の生活が豊かになる。今年は高雄から盛り上げていきたい」とし、「貨出去、人進来」のスローガンで輸出と観光客誘致で地元経済振興を図るとするこれまでの構想を改めて強調した。
競馬誘致、4月に構想
一方、韓市長は先週、自身が掲げる競馬誘致構想について高雄市議会で答弁し、「競馬は経済効果が高く、推進できれば市の財政や観光にとって大きなプラスになる。強い意志で推進し、法律による規制を突破したい」と改めて意欲を示した。その上で、市議会の4月定例会に初歩的な構想を示すと説明した。
台湾では現在、刑法や動物保護法などの法律を改正しない限り、競馬を運営することができないほか、用地確保問題もあり、高雄市の競馬誘致構想が前進するかどうかは現時点で未知数だ。
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