ニュース 社会 作成日:2019年1月21日_記事番号:T00081632
マクドナルド台湾がこのほど、大学入試試験の受験票を題材にしたコメディータッチの広告を作成したところ、受験票に「国籍:台湾」という表記が登場することに中国メディアが反発。中国でマクドナルドを運営する中国企業、金拱門が謝罪に追い込まれる事態に発展した。20日付蘋果日報が伝えた。
中国のマクドナルドは微博で、「一つの中国」の立場を堅持していると強調した(19日=中央社)
広告は、受験生の女子生徒が受験票を道路に落とし、「国籍台湾」という表記が数秒間映し出される内容。これについて、中国メディアは「マクドナルドは台湾独立を支持している」と強く批判。ネットユーザーの間で不買を呼び掛ける動きも広がった。
ただ、中国のマクドナルドは、米本社が2017年に事業売却後、中国企業の金拱門が経営。台湾のマクドナルドは同年、台湾企業の徳昱が買収したため、中台のマクドナルドは経営的に無関係だ。
中国のマクドナルドは、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)の公式アカウントに「台湾の広告会社による背景映像のチェックが甘く、誤解を生んだことはとても遺憾だ。中国マクドナルドは『一つの中国』の立場を堅持しており、動画は既に削除された」とコメント。マクドナルド台湾は放映期間は当初から2週間の予定で、放映終了も予定通りだと説明した。
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