ニュース 金融 作成日:2019年1月23日_記事番号:T00081675
損害保険大手の富邦産物保険は今月、交通事故現場で保険金を即時受け取れるサービスを業界に先駆けて開始した。23日付工商時報が伝えた。
同社の第三者賠償責任保険の契約者が交通事故を起こした場合、保険会社が派遣するスタッフが事故現場の処理と保険金請求申請の受付に当たる。損害鑑定と交渉を行って、現場で第三者と賠償額で合意が成立すれば、少額の保険金請求手続きを事故現場で行い、保険金を指定口座に直ちに入金する仕組みだ。
通常の自動車保険では、現場処理の後、事案を保険会社に持ち帰り、保険金請求の手続きをする必要があったが、タブレット端末上のアプリを整備したことで、事故現場で顧客の契約内容との照合や保険金請求手続きが可能になった。
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