ニュース 電子 作成日:2019年1月29日_記事番号:T00081767
発光ダイオード(LED)特許をめぐって、世界各地で台湾の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)と裁判で争っている日本の日亜化学工業は28日、北京知識産権法院(知財法院)が今月10日、日亜のYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)特許がエバーライト中国子会社に侵害されたことを認める判決を下したと発表した。
判決は3件で、エバーライト中国子会社と販売会社に対し、損害賠償と訴訟費用として日亜側に計320万人民元(約5,200万円)の支払いを命じた。エバーライトは、日亜の白色LED製品(型番:67-21UMC/S3031/TR8/LT、334-15/T1C1-4VXC-L(ES)、および67-21S/KK2C-H6565M41N42936Z6/2T)の特許を侵害したと判断された。
日亜は、2018年末にもYAG特許の有効性が争われた北京知識産権法院における訴訟でも勝訴しており、今回改めて中国でのYAG特許の有効性が確認されたと説明した。
29日付経済日報によると、エバーライトは、まだ最終判決ではなく上訴が可能と表明。日亜の中国でのYAG特許は17年7月に期限を迎えて失効しており、同社の現有製品には何ら影響を与えないと強調した。
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