ニュース 食品 作成日:2019年1月29日_記事番号:T00081771
食品大手、味全食品工業は28日、董事会を開き、蘇守斌執行長を解任し、同社生え抜きで元総経理の張教華氏を再び総経理に据える人事を決議した。29日付工商時報が伝えた。
蘇氏は社内向けのメールで「大株主と目標が一致しない」などと表明しており、解任には、当初蘇氏を迎え入れた創業者の魏家一族との不和が背景にあるとみられる。
張氏は1983年に味全に入社し、営業所勤務からのたたき上げで、総経理まで出世した後、2015年にいったん引退していた。牛乳の「林鳳営」、コーヒー飲料の「貝納頌」などの生みの親でもある。張氏は今後、台湾では本業での黒字回復に加え、売り上げ全体の55%を占める中国事業の成長維持が課題となりそうだ。
中国では昨年からスターバックスのサプライチェーンに加わったほか、牛乳事業を強化している。広州工場が今年初めに完成。蘇州工場も年末に完成し、来年から稼働する予定だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722