ニュース その他製造 作成日:2019年1月29日_記事番号:T00081773
太陽電池用シリコンウエハー最大手、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は28日、銀行団と債務再編で合意した。銀行団が金利引き下げに応じるほか、年内は元金の返済を猶予する内容だ。29日付経済日報が伝えた。
また、最大債権行の京城商業銀行(キングズ・タウン・バンク)が信託口座を開設し、緑能科技のキャッシュフローを監督するとともに、その大部分を債務償還に優先的に充てる。緑能科技が合意内容を履行すれば、債権銀行は緑能科技に対する債権の不良債権化を回避できる見通しだ。
緑能科技によると、同社の短期債務と1年以内に償還期限を迎える債務は約26億台湾元(約92億円)で、債権銀行7行に対する債務残高は合計で41億6,000万元。債権銀行はそれぞれ今回の合意内容を董事会に決議した上で、緑能科技と正式に契約することになる。京城銀は2月末までに契約を終えたい構えだ。残債務の金利は台湾元建てが年2%、外貨建てが4.1%に設定された。
銀行側は母体である大同集団の林蔚山董事長の妻、林郭文艶氏による連帯保証などを求めたが、合意には至らなかった。
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