ニュース 金融 作成日:2019年1月29日_記事番号:T00081780
インターネット専業銀行への参入を目指していた中華電信を中心とするグループで、当初出資を計画していた2社が出資を見送ったことから、中華電信は29日、ネット専業銀への出資比率を当初の30%から43%へと大幅に引き上げることを決議する。消息筋の話として29日付経済日報が伝えた。
中華電信陣営は将来商業銀行の名称で、ネット専業銀への参入を目指している。出資を見送ったのは、シティバンクとインターネット通販大手の網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)、および悠遊卡投資控股(イージーカード・インベストメント・ホールディングス)。このほか、1%の出資を予定している政府系銀行、台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)も財政部による同意手続きが遅れている。
中華電信幹部は「そういう方向であるのは間違いない」と語ったが、董事会がまだ開催されていないため、詳細な説明は避けた。中華電信は筆頭株主となるが、董事長は派遣しない方針だ。董事長には大手ポータルサイト「yam蕃薯藤」の創業者、陳正然氏が有力となっている。
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