ニュース 電子 作成日:2019年1月31日_記事番号:T00081831
電子受託生産最大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の翁宗斌総経理は30日、中国・重慶市で建設中の新工場が今年6月に完成予定だと述べた。観測によると、昨年重慶市で稼働した別の工場と共に、アップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「Apple Watch Series 4(アップルウオッチシリーズ4)」を生産するもようだ。31日付電子時報などが報じた。
許勝雄董事長(中)は、今年の売上高は1兆台湾元(約3兆5,500億円)の大台に乗ると見込む(30日=中央社)
一方、陳瑞聡副董事長は、ベトナム北部のビンフック省の工場で生産を再開したと明らかにした。ノートパソコンや周辺機器を生産し、初回の求人は約6,000~7,000人規模。同社は、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)など自由貿易協定(FTA)を多く締結しているベトナムを重視しており、米中貿易戦争が緩和に向かったとしても、ベトナム工場の活用を続ける方針だ。
また、傘下のネットワーク機器メーカー、智易科技(アルカディアン・テクノロジー)も、ベトナム工場で生産する予定だ。
なお、コンパルは台湾で、約3,000人を募集する。桃園市の平鎮工場で、顧客の米国政府調達案件などに対応する。
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