ニュース 金融 作成日:2019年1月31日_記事番号:T00081838
台湾の銀行による現金自動預払機(ATM)設置台数は、昨年10月末現在で2万9,252台となり、前年同月比で954台(3.37%)増えた。顔認証、静脈認証などの新型ATMが相次いで設置されたことで、新設台数は2005年以降で最高を記録した。業界関係者は、設置台数は今年上半期にも3万台を突破するとみている。31日付経済日報が伝えた。
密度で計算すると、台湾のATMは人口803人に1台という計算になる。キャッシュカードの発行枚数は昨年10月末時点で2億285万枚となり、2億枚を超えた。昨年のATMを通じた預金引き出し件数は3億2,500万件、ATMによる振込件数は2億2,000万件だった。
銀行別では、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)が昨年12月24日までに、前年末比で772台増え、業界で最大の伸びだった。以下、台新国際商業銀行(台新銀行)が201台増、中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)が175台増の順だった。
銀行業界関係者は「金融監督当局が電子決済やモバイル決済を推進し、利便性が増しているが、現金を利用する市民の割合が依然として高い」と話しており、ATM設置競争は激化する一方だ。
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