ニュース 運輸 作成日:2019年1月31日_記事番号:T00081839
中華航空(チャイナエアライン)の操縦士が昨年10月、女性客室乗務員を強引にトイレに連れ込み、「とてもセクシーだ。かみたい」などという言葉を発し、客室乗務員からセクハラ行為だとして損害賠償を求められた裁判で、台北地方法院は30日までに、操縦士に賠償金10万台湾元(約35万5,000円)の支払いを求める判決を下した。操縦士はセクハラ行為の事実関係を否定していたが、判決は「犯行は明らかだ」と操縦士の主張を退けた。31日付蘋果日報が伝えた。
問題の操縦士によるセクハラ行為は蘋果日報が昨年報じたことで明るみに出た。操縦士は乗務後、自社便で乗客としてバンコクから台湾に戻る途中、女性客室乗務員の1人に執拗(しつよう)にセクハラ行為に及んだ。
被害を受けた客室乗務員は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、会社側に告発。会社側の調査でセクハラ行為と認定され、操縦士は処分を受けた。しかし、操縦士が謝罪に応じないため、客室乗務員は50万元の賠償を求めて提訴した。
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