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「北京は台北に圧力継続」、米国家情報長官が認識


ニュース 政治 作成日:2019年1月31日_記事番号:T00081842

「北京は台北に圧力継続」、米国家情報長官が認識

 米議会上院情報軍事委員会が29日開いた聴聞会で、ダン・コーツ国家情報長官は「北京(中国)は引き続き圧力と利益誘導で、台北に『一つの中国』の受け入れを迫るだろう」と予測した。31日付自由時報が伝えた。

 また、アジア安全保障の専門家のエルブリッジ・コルビー元国防副次官補は「中国は台湾問題でロシアに倣い、既成事実戦略を取るのではないか。中国の軍事力強化に伴い、そうした脅威はますます重大になる」と指摘した。

 コルビー氏は、中国とロシアには似通った「勝利の理論」があり、そこにはグレーゾーンの活動も含まれるとし、ロシアがクリミア併合を行った際、ロシア軍の徽章がない覆面兵士(リトル・グリーンメン)を浸透させ、転覆と占領を進めると同時に米国とその同盟国による干渉を阻止したことを例に挙げた。