ニュース その他製造 作成日:2019年2月1日_記事番号:T00081856
工業用紙大手、正隆(CLC)は31日、上海市の元傘下企業、上海中隆紙業などの売却代金の一部が期限を過ぎても支払われていないとして、子会社のウィンバンテージが18日に買い手の保証人である万科地産(香港)に支払い請求を行ったと発表した。万科地産(香港)は31日、香港国際仲裁センターに仲裁を申し立てた。1日付工商時報が報じた。
正隆は昨年、ウィンバンテージを通じて正隆の孫会社だったエバーオンワードを中国・深圳市の万科企業傘下、シノバード・ホールディングとハイベストに売却した。これに伴い、2017年9月に生産を停止した上海中隆紙業、香港中隆の株式も譲渡された。売却額は13億1,000万人民元(約210億円)で、うち80%に当たる10億4,800万人民元は既に回収したが、第3期支払い分の1億5,121万人民元が期限の18年10月15日を過ぎても支払われなかったため、支払い請求を行った。第4期支払い分の期限は今年4月15日。
万科地産(香港)は、上海中隆紙業が保有する22.2ヘクタールの工場用地の地目変更を地元政府に申請しているとみられる。
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