ニュース 運輸 作成日:2019年2月1日_記事番号:T00081859
台北市文山区の猫空ロープウエーで先月、運転中のゴンドラの1台から換気用の窓が落下する事故が発生していたことが分かった。こうしたケースは開業以来11年で初。同ロープウエーのルート下には茶畑があり、作業中の農家の人に直撃する恐れもあった。1日付自由時報が報じた。
猫空ロープウエーのゴンドラ。側面上部にあるのが換気窓(TRTCリリースより)
猫空ロープウエーを運営する台北大衆捷運(TRTC、台北メトロ)などによると、先月23日午後、1台のゴンドラが4駅のうち指南宮駅に到着した際、車両左側に設置された幅70センチメートル、重さ1.9キログラムのアクリル製換気窓がなくなっていることに駅員が気付き、担当者に連絡。調査の結果、猫空駅~指南宮駅間を運行中に落下したとみられたが、落ちた窓は見付からなかった。
その後、事故現場周辺に茶畑を所有する茶農家が23日夕方に作業をしていた際、窓が落ちてきて足に当たりそうになったと簡舒培市議会議員(民進党)に陳情し、TRTCが事故があったことを認めた。
換気窓を固定していたねじは外れておらず、窓を開閉する軸が破断していたことから、搭乗者が無理やり動かそうとして外れた可能性があるという。
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