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欧州議会で中台関係討論、台湾支持の発言相次ぐ


ニュース 政治 作成日:2019年2月1日_記事番号:T00081866

欧州議会で中台関係討論、台湾支持の発言相次ぐ

 中国の習近平国家主席が1月初めに台湾への武力行使を放棄しないなどとする談話を発表したことについて、欧州議会は30日、中台問題を議題とする討論を行い、台湾支持の発言が相次いだ。1日付自由時報が伝えた。

/date/2019/02/01/17eu_2.jpgスティリアニデス委員は、台湾の国際社会への参画にも支持を表明した(31日=中央社)

 欧州委員会(EC)のクリストス・スティリアニデス人道援助・危機管理担当委員は、中台関係が近年緊張していることに遺憾を表明した上で、「欧州連合(EU)は中台が建設的な対話を行うよう引き続き働き掛けるとともに、中台の現状維持を呼び掛け、台湾と価値観や利益を共有し、さまざまな分野で台湾と緊密な協力を目指したい」と発言した。

 欧州議会の親台派議員グループを率いるベルナー・ランゲン氏らも相次いで発言し、「中国が武力で中台問題を解決することに強く反対する。国際法に基づき平和的に解決されるべきだ」とし、ECに具体的な方法で台湾を支持することを促した。