ニュース 電子 作成日:2019年2月11日_記事番号:T00081874
科技部は、従来のコンピューターに比べ10の9乗倍の処理速度を実現するとされる量子コンピューター技術に注目している。昨年12月より期限5年で、年間約1億台湾元(約3億5,600万円)の予算を計上し、清華大学、台湾大学、成功大学などを主体とする研究プロジェクト5件を支援している。11日付工商時報が報じた。
人工知能(AI)やビッグデータ分析技術の活用が進み、データの高速処理がハイテク業界で最も将来性の高い分野となっている。
科技部工程技術研究発展司の徐碩鴻司長は、現時点で量子コンピューター研究は理工学系の学生でも理解が難しいほど非常に新しい分野だが、米国では既にIBM、グーグル、インテル、マイクロソフト(MS)など多くの企業が投資を行っており、年間の関連研究経費は12億米ドルに上ると指摘。欧州でも年間1億ユーロ(約124億円)が投じられるとの見方を示した。
科技部は先日、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のウィリアム・オリバー教授や東京大学工学系研究科の樽茶清悟教授など世界的な量子コンピューター研究者4人を招へいし、座談会を開催した。
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