ニュース 電子 作成日:2019年2月11日_記事番号:T00081876
アップル向けアンテナサプライヤー、嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)が桃園市の観音工場に勤務する従業員100~200人に対し、春節(旧正月、2019年は2月5日)前の自己都合退職を迫ったとの報道について同社は、市況悪化による稼働率低下、人員削減は認めたものの、自己都合退職の強要はしておらず、削減規模も20~30人にとどまると説明した。スマートフォン、iPhone新機種の販売不振が原因とみられている。4日付経済日報などが報じた。
蘋果日報は従業員の情報を基に、同社の観音工場は春節前の2週間、出勤しても生産を行わない状態で、今月15日を目標に300~400人に退職を求めていると報じた。
一方、桃園市政府労働局は、1月末までに観音工場の59人を解雇するとの届け出があったと明らかにした。ある従業員によると、同社は昨年、iPhone向けアンテナ受注減から、派遣社員を中心に1,000~2,000人削減したという。
業界では、今年の次期iPhoneのアンテナは嘉聯益が主力とする液晶ポリマー(LCP)から変性ポリイミド(MPI)に変更されると伝えられている。
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