ニュース その他製造 作成日:2019年2月11日_記事番号:T00081878
英業達(インベンテック)傘下の太陽電池メーカー、英穏達科技(インベンテック・ソーラー・エナジー)は今月1日、同社が従業員約100人を解雇したとの報道を否定した。昨年12月初旬に生産ライン担当の作業員125人に対し、労働契約終了を求める仲裁を申請したものの、その後の協議で114人の残留が決まり、離職したのは11人のみと説明した。2日付工商時報が報じた。
離職した11人は、英穏達が解雇手当を支給すべきと主張しているが、同社は解雇を行っておらず、いかなる法律にも違反していないため、要求には応じられないと強調した。
太陽電池業界はここ3年、市況悪化が深刻化している。英穏達の謝瑞海董事長は昨年第2四半期の時点で、今後6カ月以内に、太陽電池メーカーの撤退が相次ぐと予測していた。実際、茂迪(モテック・インダストリーズ)、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)、元晶太陽能科技(TSEC)といった大手を含め、業界全体で解雇者数は1,000人を超え、景気を理由とした労働時間削減、いわゆる「無給休暇(実際には有給を含む)」の対象者数も4,000人に達している。
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