ニュース 電子 作成日:2019年2月12日_記事番号:T00081896
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)第12工場の補助エンジニアが社内のルールに従わず、新品の機材を46回にわたり不正に廃棄処理し、会社に約145万台湾元(約520万円)の損失を与えたとして起訴され、このほど新竹地方法院で、背任罪で懲役6月の判決を受けた。判決は罰金18万元で代替可能とされた。12日付自由時報が伝えた。
被告の補助エンジニアは、内部監査で上司の指示に従っただけと主張し、犯行を否認した。会社に対する賠償にも一部しか応じていなかった。
被告は2010年から15年にかけて第12工場で補助エンジニアを務め、設備の保守や部品の受領などを担当していた。被告は機材の廃棄処理を行った後の事後管理が甘い点を悪用し、新品を故意に廃棄処理していた。
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