ニュース 電子 作成日:2019年2月12日_記事番号:T00081900
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)は、車載用セラミックコンデンサー(MLCC)の構成比が現在の5%から、2020年には12~15%まで拡大する見込みだ。業界関係者は、日本メーカーが車載用MLCCのハイエンド製品に注力する中、ヤゲオや華新科技(ウォルシン・テクノロジー)など台湾メーカーは、車載インフォテインメント(情報・娯楽)システム(IVI)など向け製品を受注できると予測した。12日付経済日報が報じた。
ヤゲオは、生産能力増強により、MLCC月産能力が昨年末の500億個から、20年末には700億個に拡大する見通しだ。
ヤゲオは現在、コンデンサーとチップ抵抗器の売上高が特殊用途3割、汎用(はんよう)品7割で、中長期的には各5割を目指している。特殊用途の製品は、販売価格が汎用品より2~3倍高く、粗利益率も50~80%と、汎用品の40~50%より高いため、利益に貢献しそうだ。
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