ニュース 金融 作成日:2019年2月13日_記事番号:T00081935
中央銀行(中銀)が12日発表した1月末の外貨準備高は4,630億4,300万米ドルと、前月末に比べ12億5,900万米ドル増加し、3カ月連続で過去最高を更新した。中銀関係者は、外貨準備の運用による収益増とユーロなど主要通貨の対米ドル為替相場上昇が米ドル換算での外貨準備高増加につながったと説明した。13日付工商時報が報じた。
1月の主要通貨の対米ドルレート上昇率は、▽ユーロ、0.37%▽人民元、2.4%▽日本円、1.5%▽英ポンド、3.7%──などとなった。ただ中銀関係者は、米国が3月に利上げを行う可能性は低いものの、世界経済の減速、米中貿易戦争、英国の欧州連合(EU)離脱など不確定リスクが多く、米ドル保有によりリスクヘッジを図る動きが出ており、最近はドル高傾向となっていると分析した。
台湾株式市場の加権指数上昇を受けて、外資が保有する台湾の有価証券と台湾元建て預金残高の合計は1月末で3,441億米ドルとなり、外貨準備高に対する比率は74%と前月比1ポイント上昇した。
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