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書類で「台湾」を国扱い、NZ機に中国着陸許可下りず


ニュース 政治 作成日:2019年2月13日_記事番号:T00081941

書類で「台湾」を国扱い、NZ機に中国着陸許可下りず

 ニュージーランド航空のオークランド発上海行きの旅客機が今月9日、中国側の着陸許可が得られなかったことを理由にパプアニューギニア上空から引き返したことに関連し、ニュージーランドのメディアは着陸許可の申請書類に「台湾」という表記があったことが原因だったと報じた。13日付蘋果日報が伝えた。

 ニュージーランド航空は離陸から4時間半が経過した時点で引き返したが、着陸許可が下りなかったとしただけで、詳細な理由は説明していなかった。

 報道によれば、ニュージーランド航空が着陸許可を申請した書類に台湾を独立した国として扱うような表記があったとされる。消息筋は「中国はニュージーランド航空に昨年、文書から台湾を独立国家として扱う表記を取り除くよう警告していたが、明らかにその配慮をし忘れたものだ」との見方を示した。