ニュース 社会 作成日:2019年2月13日_記事番号:T00081942
日本のプロ野球界では今年、2度の打率4割台を達成し、「台湾最強のバッター」との呼び声の高い王柏融外野手(ワン・ボーロン、25)が日本ハムファイターズに入団して注目を集めているが、他にも巨人でレギュラー奪還を狙う陽岱鋼外野手(32)をはじめ、楽天ゴールデンイーグルスの新守護神候補、宋家豪投手(26)など総勢10人の台湾人選手が活躍を狙う。
王柏融外野手(右)は、元阪神の蕭一傑氏(左)が日本語通訳で支えている(中央社)
台湾メディアでは日本ハムの王選手について、日本でも打率4割の達成が期待されるが、実現は非常に難しいと予想。しかし彼の今年度シーズンの年俸は9,000万円と、日本ハムの野手で5番目の高さとなっており、これに見合う成績が必要となると指摘した。
なお日本ハムでは昨年球団最多の26本の本塁打を放ったレアード内野手が退団し、ロッテマリーンズに移籍したため、王選手にはその穴を埋める役割が期待され、日本メディアでは同選手が「5番・ライト」を務めると予想されている。
一方、日本球界の台湾人選手の中で年俸が最高となっている陽外野手は、巨人へ移籍して以降、昨年までの2年間はけがの影響で出場試合数が限られた上、昨シーズン後半にはレギュラーの座を失い、納得のいかない成績となった。新シーズンに向けて同選手は「なんとかして安定した先発の地位を確保したい」と意気込みを語っている。
また昨年、台湾人選手で最も目覚ましい成長を見せたのが楽天の宋投手で、登板数は2017年の5試合から40試合に急増。年俸も440万円から1,500万円へと約3.4倍に増え、球団からの期待の高さをうかがわせた。今年は抑え候補の1人に名前が挙がっており、期待に応えることができれば、一躍スター選手の仲間入りを果たしそうだ。
この他▽呉念庭内野手(25)、西武ライオンズ▽李杜軒内野手(30)、ロッテ▽陳冠宇投手(28)、ロッテ▽郭俊麟投手(27)、西武▽呂彦青投手(22)、阪神タイガース▽廖任磊投手(25)、西武▽張奕(24)、オリックス・バファローズ──の台湾人選手7人が日本球界での成功を目指す。
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