ニュース 社会 作成日:2019年2月13日_記事番号:T00081943
フィリピン移民局は12日、同国で逮捕された台湾籍の電話詐欺容疑者13人のうち、7人の身柄を中国に引き渡した。13日付聯合報が伝えた。
電話詐欺で3カ月で5,000万米ドルを手に入れたという(12日=中央社)
フィリピン当局は昨年10月下旬、中国の公安当局による情報提供に基づき、電話詐欺事件の容疑者25人を逮捕した。うち13人が台湾籍だった。
フィリピン側は被害者の多くが中国人であり、犯罪の証拠の多くも中国にあるため、台湾籍の容疑者も中国に引き渡すことを決めたと説明した。
フィリピン当局が過去1年間で台湾籍の詐欺容疑者の身柄を中国に引き渡したのは2例目だ。同局は昨年4月に台湾籍容疑者78人の身柄を中国に引き渡している。
国際的な電話詐欺事件で摘発され、中国側に身柄を引き渡された台湾人は合計で434人となった。台湾側は、容疑者が最初に海外から中国のどの都市に移送されたかまでは把握できるが、勾留先、審理状況、裁判状況、服役状況などについて通報がなく、情報把握が難しいのが現状だ。
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