ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ASE1月10%減収、iPhone販売不振で


ニュース 電子 作成日:2019年2月14日_記事番号:T00081951

ASE1月10%減収、iPhone販売不振で

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)が13日発表した1月連結売上高は330億5,600万台湾元(約1,190億円)で前月比10.5%減少した。アップルのiPhone新機種の販売不振、米中貿易戦争による不透明感で、半導体需要が抑制されている。14日付工商時報が報じた。

 封止・検査事業の1月連結売上高は186億1,100万元で、前月比7.8%減少した。日月光半導体製造(ASE)と矽品精密工業(SPIL)の経営統合で、昨年4月末に日月光投資控股を設立して以来、最も低かった。

 同社は、第1四半期が今年の底で、今後は成長すると予測。人員削減は行わないと表明した。

 証券会社は、アップルからの受注減少の影響で、同社の封止・検査事業の第1四半期売上高は前期比12~14%減少、電子機器受託生産サービス(EMS)事業は25%以上減少し、全社では910億~930億元と前期比20%近く減少すると予測した。