ニュース 電子 作成日:2019年2月15日_記事番号:T00081982
通信キャリア大手、中華電信の鄭優董事長は14日、向こう3年間の戦略転換計画「躍升2021:RISE ON, TOGETHER」を発表した。新規業務は内部での育成と外部での合併買収を並行して推進する。15日付経済日報が伝えた。
謝継茂総経理(左)は、AI分野の合併で10社以上を評価中だと明かした。右は鄭董事長(14日=中央社)
新規事業は健康クラウド、言語認識クラウド、ビッグデータなどの業務を想定しており、各部門の年商が10億台湾元(約35億8,000万円)に達した段階で新会社として経営を独立させる構えだ。また、人工知能(AI)応用などの分野で合併買収を推進し、グループの有望事業に育成したい構えだ。
中華電信は既に戦略転換を目指す「転型弁公室」を設置しており、3年間の段階的目標を定め、業績向上と中長期の基礎能力確立に努める構えだ。
鄭董事長は「躍升」という2文字の意味について、「過去を乗り越え、レベルアップして未来に向かう。顧客と手を携え、台湾の産業界全体を躍進させる。スマート生活のけん引役、デジタル経済を可能にする存在を目指す」と説明した。
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