ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年2月15日_記事番号:T00081983
自動車大手、裕隆集団は14日、今年の台湾市場の新車販売台数(大型車を除く)は42万8,000台へと前年より小幅に増加するとの予測を示した。業界で最も楽観的な予測だ。15日付工商時報が報じた。
厳陳莉蓮・董事長兼執行長(中)は14日の仕事始めの式典で、昨年12月に厳凱泰(ケネス・イエン)董事長兼執行長(当時)が死去し、裕隆集団は打撃を受けたが、もう一度高みを目指そうと呼び掛けた(14日=中央社)
最大手の和泰汽車は12日、今年は42万5,000台へと前年比1万台減少し、2年連続の前年割れとなるとの予測を示していた。昨年の実績は42万5,158台。
裕隆集団の幹部は、同社をはじめ各社が重要車種の発売を予定しており、台湾生産車の販売拡大が期待できる他、新車買い替え時の貨物税(物品税)減免措置が需要を下支えするとの見方を示した。
裕隆集団の今年の台湾市場での新車販売目標は前年比9.8%増の10万5,000台で、内訳は▽裕隆日産汽車、5万台(36.2%増)▽中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)、4万台(18.7%減)▽納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)、1万5,000台(54.8%増)──。
ラクスジェンの蔡文栄総経理は、2020年までに新車8種を投入する他、インターネットやクラウドなどを活用した4種類の新たなマーケティングを実行すると表明した。
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