ニュース 商業・サービス 作成日:2019年2月15日_記事番号:T00081986
コンビニエンスストア、セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)の1月連結売上高は前年同月比7.01%増の209億2,400万台湾元(約750億円)で、同月の過去最高を更新した。春節(旧正月、2019年は2月5日)が昨年より11日早かったことで、福袋、年菜(年越し料理)、贈答品の予約なども早まったためだ。15日付工商時報が報じた。
統一超商は、行列ができる有名店やホテルとのタイアップなどで、年菜の予約が昨年に比べ20%以上増加した他、入れたてコーヒーなど「シティーカフェ」ブランドで展開するホット飲料も10%以上成長したと説明した。
全家便利商店(台湾ファミリーマート)の1月連結売上高は、前年同月比14.6%増の62億8,600万元で、同月の過去最高を更新した。9カ月連続の60億元超えだった。
ファミマは、70万袋限定で販売した福袋が3週間で完売した他、年菜の予約は昨年に比べ10%増加したと説明した。また、開運をテーマにした新商品を投入した鮮食(調理済み食品)類は30%成長、入れたてコーヒーなどの「レッツカフェ」は、ハーゲンダッツ入りホットチョコレートなど話題性のある商品の投入で、30%の伸びを見せた。
両社は今年2月も、春節連休が例年より長い9日間だった他、新学期や仕事始め、バレンタインデーや元宵節(旧暦1月15日)などイベントが多く、好調な業績が期待できる。
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