ニュース 金融 作成日:2019年2月15日_記事番号:T00081989
保険事業発展中心(保発中心、TII)の統計によると、2018年12月末時点の台湾の生命保険会社による海外投資金額は16兆3,074億台湾元(約58兆3,000億円)で、前年末比1兆9,011億元増加した。13年末時点では6兆3,890億元だったため、過去5年間で10兆元近く増加したことになる。15日付工商時報が報じた。
統計によると、生保の資金運用全体に占める海外投資の割合は68.52%に上り、こちらも5年前の43.51%から大幅に拡大している。生保業界全体の資産を26兆3,000億元とすると、うち62%が海外投資に充てられており、極めて大きな為替変動リスクにさらされていることになる。
こうした状況を警戒する金融監督管理委員会(金管会)は昨年下半期、生保による国際債への投資割り当てに制限を加えており、一部の生保は45%の海外投資枠を獲得していないことから投資が抑制されたにもかかわらず、前年比増加幅は16年末の2兆4,573億元に次ぐ、過去2番目の高さとなった。
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