ニュース 機械 作成日:2019年2月19日_記事番号:T00082035
台湾機械工業同業公会(TAMI)がこのほど発表した1月の機械設備輸出額は22億7,000万米ドルで前年同月比2.6%の小幅増となったが、台湾元換算では対米ドル為替相場が下落した影響で699億台湾元(約2,500億円)と6.6%増を記録した。19日付経済日報が報じた。
ただTAMIは、台湾元の対米ドル下落幅は、韓国ウォン、日本円に比べて小さく、国際貿易において台湾メーカーの競争力に影響を及ぼしていると指摘。近年、韓国と欧州連合(EU)、米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、中国との自由貿易協定(FTA)が相次いで発効し、さらに日本・EU間の経済連携協定(EPA)が発効する中、台湾と主要貿易相手国・地域とのFTA締結が遅れていることも、台湾の機械輸出に打撃を与えていると分析した。
1月の機械設備輸出額を製品別に見ると、▽電子機械、3億3,400万米ドル(前年同月比5.7%増)▽工作機械、2億8,500万米ドル(4.6%減)▽特殊性能機械、1億1,100万米ドル(2%増)──となった。うち工作機械は米中貿易戦争の影響で中国からの受注が減少しており、1月の中国向け輸出は31%の大幅減を記録。マイナス成長は6カ月連続となった。
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