台北駅に隣接する大型商業施設、京站時尚広場（Ｑスクエア）の2018年売上高は65億台湾元（約230億円）で前年比５%増加し、過去最高を更新した。中国発の鍋料理チェーン「海底撈」などのオープンで、飲食関連の売上高が20%以上増加した他、化粧品は８%、婦人服は７%の増収となった。22日付経済日報が報じた。
Ｑスクエアの柯愫吟総経理は、昨年は来店客が延べ3,000万人以上、１日当たりの平均来店客も延べ８万5,000人とそれぞれ過去最高を記録したと説明した。
柯総経理は、春季として過去最大規模の改装を実施すると明らかにした。地下１～２階の婦人靴・アクセサリー売り場、地下３階のフードコートなどの1,000坪が対象で、全館の20%に当たる100店以上のテナントを刷新する。地下１～２階は３月23日に新装オープンする予定だ。投資額は5,000万元以上。
柯総経理は、今年の売上高は前年比４%増を目指すと表明した。
Ｑスクエアは第２四半期に株式の上場申請も計画している。
