電子機器受託生産大手、英業達（インベンテック）傘下でスマート端末を生産する英華達（インベンテック・アプライアンシズ）は、モノのインターネット（ＩｏＴ）ソリューションを提供する香港の艾伯科技（ＩＢＯテクノロジー）との戦略提携を発表した。両社は今後、スマートファクトリーで協力し、スマート端末の共同開発も進める。26日付工商時報が報じた。
インベンテックは近年、▽医療用検査機器▽家庭用スマートスピーカー▽ＡＩ（人工知能）を導入した産業用コンピューター▽車のインターネット（ＩｏＶ）関連製品──など、スマート端末に参入している。
英華達は、スマート医療器材の自社ブランド「医立達（イージー・ドクター）」を立ち上げ、心拍数、血圧、血糖値、尿酸などのデータを計測する製品を開発した。早ければ今年下半期にも顧客より認定を取得し、製品を市場に投入する予定だ。
