飲料大手、黒松は26日、食物繊維入り炭酸水「ＦＩＮ繊気泡水」を発売した。510ml（ミリリットル）ボトル入りで35台湾元（約126円）。コンビニエンスストア大手４社は期間限定キャンペーン価格27元で販売している。27日付工商時報が報じた。
張斌堂董事長は、炭酸水は満腹感を得やすく、25～34歳が主なターゲットだと話した（26日＝中央社）
ＦＩＮ繊気泡水は、日本で特許を取得した難消化性デキストリン（水溶性食物繊維）「ファイバーソル２」を１本当たり7.65グラム配合しており、リンゴ３個分の食物繊維で消化を助けるとアピールしている。
ＦＩＮ繊気泡水は、コカ・コーラが先週台湾で発売した食物繊維入りの「コカ・コーラ プラス ファイバー」がライバルだ。台湾の炭酸水市場は10億元規模。
ＦＩＮ繊気泡水は近く中国の北京市、天津市のセブン－イレブンでも発売する。価格は8.9人民元（約147円）。
