アジア最大のペットテーマパーク「海湾楽世界」が台中市北屯区の大坑風景区で近くオープンする。６月には併設するペットホテルが完成を迎える予定だ。客室数は306室。７日付工商時報が報じた。
海湾国際開発（ハイワン・インターナショナル・デベロップメント）の劉至誠董事長は６日、「海湾楽世界」は20億台湾元（約72億4,000万円）を投じ、敷地面積２万坪でアジア最大となると説明した。アジア最大の高級ペットリゾートホテルの他、▽アジア最大のペット用プール▽初のペット用温泉▽動物病院▽ペット美容室──を備え、ペット関連商品も販売する。なお、「海湾楽世界」は2008年に閉園した遊園地、東山楽園の跡地にできる。
劉董事長はまた、三井アウトレットパーク（ＭＯＰ）台中港オープンで人出が増えた台中港付近で用地1,400坪を取得し、ヒルトン・ホテルズ＆リゾーツとホテルを建設すると語った。投資額は20億元以上の見通し。同社とヒルトンは20年11月までの提携覚書（ＭＯＵ）を交わしており、期限が到来したら延長する。
