ニュース その他製造 作成日:2019年3月11日_記事番号:T00082375
中華経済研究院(中経院、CIER)が8日発表した2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3で、前月比0.4ポイント上昇したものの、4カ月連続で「景気後退」を示す50以下にとどまった。9日付工商時報が報じた。
2月のPMIを構成する主要5項目は、▽生産高、46.2(前月比2.9ポイント低下)▽新規受注、46.9(0.3ポイント上昇)▽雇用、50.4(1.1ポイント上昇)▽サプライヤー納期、48.1(1.8ポイント上昇)▽原材料在庫、50.1(2.1ポイント上昇)──だった。
主要6産業別では、▽電子・光学、38.6▽食品・紡織、39.7▽基礎原材料、41.1▽電力・機械設備、42.4▽交通設備、45.9──が「景気後退」で、化学・バイオ医療(54.4)のみ「景気拡大」だった。
中経院の陳思寛院長は、メーカーの間に昨年12月に見られたパニック状態はなくなったが、景気の先行きに対しては依然、慎重な見方が強く、2~3月は模様眺めの時期との認識が強いと分析した。
2月の非製造業総合指数(NMI)は47.8で、前月比1.2ポイント下落し、2カ月連続の「景気後退」となった。
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