ニュース 電子 作成日:2019年3月15日_記事番号:T00082463
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)は14日、今年の設備投資を2億~2億5,000万米ドルまで引き下げると表明した。17年は4億米ドル以上、昨年は3億米ドルだった。15日付工商時報が報じた。
林秋炭財務長(CFO、最高財務責任者)は、過去2年は第4四半期の新製品生産のピークが非常に短かったと指摘した。ペガトロンは、鴻海精密工業に次ぐアップルのスマートフォンiPhone生産委託先だ。
同社が14日発表した昨年の売上高は1兆3,400億台湾元(約4兆8,500億円)で前年比12.2%増えたものの、粗利益率は3%で0.9ポイント下落し過去6年で最低、純利益も111億1,500万元で24.3%減少し、過去6年で最低だった。
廖賜政執行長(CEO、最高経営責任者)は、既存製品(iPhoneを指す)は既に成熟期を過ぎ、新製品はまだ熟しておらず、今年は厳しい1年だと指摘した。引き続き新分野の電気自動車(EV)、医療、モノのインターネット(IoT)を開拓すると表明した。
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