求人求職情報サイト大手、1111人力銀行が15日発表した調査によると、台北市の内湖科技園区（内科）の企業に勤める大学院卒（修士、博士）者の平均賃金は月額５万4,136台湾元（約19万6,000円）で、新竹科学工業園区（竹科）の５万4,009元より高かった。16日付工商時報が報じた。
1111人力銀行公共事務部・職涯発展中心の李大華総経理は、内科の進出企業の合計売上高は過去５年、年平均30％近く成長しており、資金、技術、人材が豊富と指摘した。
３位以下は、▽南部科学工業園区（南科）、５万263元▽中部科学工業園区（中科）、４万7,659元──の順だった。工業園区以外の大学院卒者の平均賃金は４万6,849元だった。台湾全体の平均賃金は３万6,571元（前年比1.02％増）だった。
1111人力銀行の調査は、求職者の履歴書データ約29万7,000件を分析したもの。内科と三大工業園区のサンプル数は２万3,799件だった。
