明基友達集団の医療機器メーカー、明基三豊医療器材（ＢｅｎＱメディカルテクノロジー）は、マレーシアの医療機器大手、ＬＫＬインターナショナルと販売契約を締結したと発表した。ＬＫＬが、明基三豊の超音波スキャナー、手術用照明、手術台などを販売する。明基三豊は３月から出荷を開始しており、今年の業績拡大に貢献する見通しだ。29日付工商時報が報じた。
明基三豊によると、ＬＫＬのマレーシアでの市場シェアは40.5%で、世界50カ国余りでも販売している。
明基三豊の管新宝総経理は、ＬＫＬはマレーシアの医療業界に精通しており、病院、医療センター、診療所への長年の営業経験があると指摘。また、明基三豊の超音波スキャナー、手術用照明、手術台は市場の需要とマッチしていると説明した。
管総経理は、ＬＫＬとの提携により、マレーシアでの市場開拓を加速できると期待感を示した。明基三豊は近年、タイ、インドネシア、ベトナムなど東南アジアで成果を上げている。
