ポンペオ米国務長官は27日、下院外交委員会で、中国が外交的手段で台湾を孤立させることをあらゆる手段で阻止しているとした上で、「台湾旅行法」は重要な法律であり、今後さらに行動に移す考えを表明した。29日付聯合報が伝えた。
ポンペオ国務長官は「米国は工具箱の中のあらゆる工具を使っている。例えば経済的ツールで（台湾との断交は）正しくないと説得している。また、外交的、政治的ツールでも他国を説得しており、（台湾の孤立化問題は）米国にとって重要だと説明している」と述べた。
台湾総統府の張惇涵報道官は、ポンペオ国務長官が台米関係への支持を表明したことに謝意を示した上で、「良好な台米関係と東アジア情勢の安定が台米を含む域内各方面にとって非常に重要だ」と述べ、米国をはじめ理念が近い国々と緊密な協力を維持していくと表明した。
