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AUOとイノラックス、Q1大幅減収【表】


ニュース 電子 作成日:2019年4月10日_記事番号:T00082887

AUOとイノラックス、Q1大幅減収【表】

 液晶パネル最大手、友達光電(AUO)の第1四半期連結売上高は667億500万台湾元(約2,400億円)で、前期比13.5%減、前年同期比10.4%減となり、過去10年で最低だった。群創光電(イノラックス)は599億2,400万元で前期比10.2%減、前年同期比17.1%減で、過去11四半期の最低だった。両社は昨年第4四半期に営業赤字に陥っており、今年第1四半期は赤字が拡大しそうだ。10日付工商時報が報じた。

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 AUOの第1四半期の大型パネル出荷枚数は2,587万枚で前期比9.1%減、前年同期比9.3%減だった。中小型パネルは2,496万枚で前期比22.4%減、前年同期比46.4%減だった。

 AUOの3月連結売上高は243億9,000万元で前月比17.4%増、前年同月比4.6%減だった。大型パネル出荷枚数は968万枚で前月比19%増、中小型パネルは1,027万枚で50.7%増だった。

 イノラックスの第1四半期大型パネル出荷枚数は2,853万枚で前期比14.9%減、中小型パネルは5,885万枚で2.5%減だった。3月連結売上高は206億元で前月比13.4%増、前年同月比8.9%減だった。大型パネル出荷枚数は1,012万枚で前月比21.9%増、中小型パネルは2,236万枚で29%増だった。

中華映管、91%減収

 中小型パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)の第1四半期連結売上高は32億6,200万元で前期比2.26%増、前年同期比26.57%減だった。3月連結売上高は12億600万元で前月比36.9%増、前年同月比12.6%減だった。中小型パネル出荷枚数は2,381万枚で前月比26%減少した。

 経営再建中の中華映管(CPT)は第1四半期連結売上高が5億6,000万元で前期比85.32%減、前年同期比91.82%減だった。3月連結売上高は2億8,300万元で前月比175.8%増、前年同月比87.8%減だった。中小型パネル出荷枚数は380万枚で前月比313.5%増だった。