ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）が９日発表した３月連結売上高は861億2,600万台湾元（約3,100億円）で、前月比58.5％増、前年同月比9.9％増、同月としての過去最高を記録した。10日付経済日報などが報じた。
コンパルの３月ＰＣ出荷台数は420万台で、前月比75％増、前年同月比16％増だった。ビジネス用ノートＰＣの需要が増加した他、インテルのＣＰＵ（中央演算処理装置）供給が十分で、出荷が増えた。
コンパルの第１四半期連結売上高は2,105億9,900万元で、前期比24.9％減、前年同期比7.4％増、同期として過去２番目の高水準だった。ＰＣ出荷台数は930万台で、前期比約10％減少した。
英業達（インベンテック）の３月連結売上高は433億7,500万元で、前月比66.7％増、前年同月比9.8％増、同月として過去最高だった。ノートＰＣ出荷台数は150万台で前月比40万台増えた。第１四半期連結売上高は1,148億6,500万元で、前期比14.3％減、前年同期比9.6％増、同期として過去２番目の高水準だった。ノートＰＣ出荷台数は410万台で、前年同期比10万台増加した。
