ニュース 運輸 作成日:2019年4月22日_記事番号:T00083113
台北MRT(都市交通システム)環状線の第2段階に当たる北環段および南環段の建設計画について、蘇貞昌行政院長は21日、1,377億9,200万台湾元(約5,000億円)の予算を承認したと明らかにし、今年末の着工を目指したいと述べた。ただ台北市政府捷運工程局の張沢雄局長は、着工は早くても来年下半期と予想した。22日付蘋果日報が報じた。
侯新北市長(右2)、蘇行政院長(右3)らが21日、環状線に試乗した。イメージカラーはイエローだ(行政院リリースより)
北環段は剣南路(台北市中山区)~工商展覧中心(新北市五股区)の12駅を結ぶ全長14.93キロメートル、南環段は動物園(台北市文山区)~遠東工業区(新北市新店区)の6駅を結ぶ全長5.73キロメートルで、開通後は内湖区や文山区などの住民の交通の便が飛躍的に向上する。
一方、環状線第1期区間(西環段)について侯友宜新北市長は、年内の開通を見込んでいると明らかにした。西環段は、新北産業園区(新北市新荘区)~大坪林(同市新店区)の14駅、15.4キロメートルを結ぶ。
環状線は全長49キロ、全42駅。うち14駅はMRTや台湾鉄路(台鉄)、台湾高速鉄路(高鉄)などと乗り換えできる(台北市政府捷運工程局リリースより)
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