ニュース その他分野 作成日:2019年4月29日_記事番号:T00083245
国家発展委員会(国発会)が26日発表した3月の景気対策信号総合判断指数は20ポイントで前月比3ポイント上昇し、景気対策信号は3カ月連続で「黄青(後退傾向)」がともった。国発会は、景気回復力は依然弱いと指摘した。27日付工商時報が報じた。
総合判断指数を構成する9項目のうち▽機械と電機設備の輸入額、2ポイント上昇▽輸出総額、1ポイント上昇▽製造業営業気候観測指数、1ポイント上昇──がそれぞれ上昇し、工業生産指数が1ポイント下落した。
3月の同時指標(一致指数)は97.02ポイントで前月比0.87%下落し、15カ月連続の下落となった。領先指標(先行指数)は101.58ポイントで0.71%上昇した。
国発会経済発展処の呉明蕙処長は、領先指標は上昇に転じたものの、生産や小売りの指数は下落が続いており、当面の景気見通しは不透明と指摘した。
国発会は、米中貿易戦争によって台湾企業に受注がシフトしている他、モバイル端末の新製品発売や▽AI(人工知能)▽IoT(モノのインターネット)▽車載用▽第5世代移動通信(5G)──などの新技術で、下半期の輸出は徐々に回復すると予測した。
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