行政院は今年下半期に消費刺激策の一環として、台湾を訪れる観光客に対する奨励策を強化する方針だ。通年で延べ1,200万人の観光客誘致を目指す。６日付工商時報が伝えた。
内容は▽チャーター便に対する奨励強化▽チャーター便による５日を超える旅行への補助強化▽ロシア市場を狙ったインセンティブ旅行拡大▽日韓からの観光客に対する１人当たり800台湾元（約2,900円）の補助──など。
この他、経済部が窓口となり、国際会議、展示会、大型イベントなどの誘致を進める。交通部観光局は今年の入境旅客数を1,139万～1,150万人と見込んでおり、奨励策で上積みを目指す格好だ。
