半導体用シリコンウエハー世界３位、環球晶円（グローバルウェーハズ、ＧＷＣ）の徐秀蘭董事長は７日、半導体業界の在庫水準は第２四半期にピークを迎え、下半期は景気が上向くとの見方を示した。８日付経済日報が報じた。
徐董事長は、今年の半導体需要は昨年より弱いと指摘。現在８インチウエハー需要が最も強く、12インチ需要を上回ると説明した。応用先ではメモリー需要は他より弱いと語った。
ＧＷＣの第１四半期連結売上高は155億9,100万台湾元（約555億円）で前期比0.2％減、前年同期比12％増、同期としての過去最高を記録した。粗利益率は41％で前期比2.5ポイント上昇、前年同期比4.86ポイント上昇した。純利益は前期比3.8％増、前年同期比39％増の38億6,300万元で、過去最高を更新した。
